発熱素子やマイコンの温度測定をします。
紹介するもの
UT320D
特徴
測定対象物の温度を計測します。
2ch同時に測定、または、1chと2chの対象物の温度差を計測します。
最大温度の保持、最小温度の保持。
サンプリングレート | 4Hz(1秒間に4回) |
温度範囲 | -50 ~ 1300℃ (製品の動作温度は 0 ~ 40℃) |
機能 | 温度差表示 (T1 – T2) 最小温度、最大温度の表示保持 |
駆動 | 単4電池 3本 |
主な内容物 | 本体 温度プローブ 2本 単4電池 3本 |
外観
シンプルなデザインです。
表示部も大きくて温度を視認しやすい。
準備
背面カバーを外して単4電池をはめ込みます。
熱電対ケーブルを差し込みます。
端子の接続向きは若干幅に違いがあります。
挿さる方向にしか挿さらないのですが、正しい方向でも差し込み抵抗は大きいので、表示をよく見て接続します。
電源ボタンを押下します。
温度が表示されます。
下図は気中温度です。
手元の温度計では大体24℃くらいで、T320Dの表示も24℃でした。
測ってみる
温度精度
温度の基準を体温計ににします。
正確な校正器ではないので参考程度にします。
普段使用している体温計とUNI-Tの温度差は0.1℃でした。
温度変化の応答
プローブのセンサ部を指先でつまんで指先の温度を測ります。
動画の中盤からはセンサを離しています。
温度の変化にそれなりに追従するようです。