音検出、サウンドセンサ LM393を使ってみます。
サウンドセンサの検出信号をオシロでモニタします。
今回紹介するもの
サウンドセンサ
特徴
電源は 3~5Vの入力に対応しています。
入力電圧に対して出力電圧が変化します。
3.3Vと5Vの入力による出力電圧を計測しました。
入力電圧 | 出力電圧 |
---|---|
3.3V | 3.3V |
5V | 4.5V |
音を感知すると音の周波数をパルスで出力します。
詳しくは「動作」にてオシロスコープでの信号を確認します。
半固定抵抗でパルスのDutyを調整することができます。
右に回すとHIGHパルスが長く、左に回すとHIGHパルスが短くなります。
音は感知しているかしていないかなので、音量の判断はできないようです。
外観
使用感
音の有無を確認するだけであれば、信号をモニタするだけなのでとても簡単です。
綺麗な単音であれば音の周波数を特定することができますが、副音やノイズが混ざると全く判別がつかなくなります。
物音がしたらマイコンが動作を開始するようなガジェットやゲームに使用できそうです。
マイコンを使用しなくても、電源とLED(保護抵抗)があれば動作確認はできます。
基板にも電源LEDと音感知の緑のLEDが実装されていますが、少し輝度が高めで気になります。
動作に反応して信号を出すモーションセンサの記事
準備
使うもの
画像 | 名称、型番 | 用途 |
---|---|---|
サウンドセンサ | タッチセンサモジュール | |
ブレッドボード | 配線します | |
USB電源モジュール | USBケーブルから電源として5Vを取り出します | |
– | ジャンパワイヤ数本 | 配線します |
配線
USBケーブルから電源として5Vを取り出します。
サウンドセンサのOUTの出力をオシロスコープで確認します。
動作
ㇻの音を感知した結果
ㇻ音を感知した結果です。
動画、画像の配線はサウンドセンサに5V印加している信号です。
オシロスコープの出力電圧は約4.5V出力しています。
音を感知している間はパルスを出力しています。
パルスの周期を測定しました。
マーカー(水色)B – A の時間は 2.24msです。
1000ms / 2.24ms = 446Hz
ㇻの音が440Hzですので概ね合っています。
以下の画像は入力電圧に3.3Vを印加しています。
信号レベルは3.3Vで出力されています。
音の感度が5Vと3.3Vで違う為なのかはわかりませんが、同じ固定抵抗設定ではうまく音が取れなかったので調整していますが、感知した音は同じ446Hzでした。
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