静電容量式のタッチモジュールを入手しました。
手軽に静電容量のタッチを利用できます。
今回紹介するもの
TTP223
特徴
静電容量式タッチセンサ。
入力電圧 | 2.5 ~ 5.5V |
出力電圧 | 入力電圧に依存 例 入力 3.3V -> 出力 2.9V 入力 5.0V -> 出力 4.3V |
外観
前面

背面

Capacitive Touch Module(Colorful)
製品名や型番が見つからないので説明上このようにしました。
特徴
静電容量式タッチセンサ。
タッチすることでボタンが点灯します。
入力電圧 | 2.7 ~ 6.0V |
出力電圧 | 3.1V前後 |
発色LED | 赤、緑、青、黄色、レインボー変化 購入時に選択 |
外観
前面

背面

外観からLEDの色がわからないので、シールによる識別をしています。

使用感
感度はTTP223と同じか敏感なくらいです。
時々1回のタッチで、複数回の反応があります。
タッチすることでLEDが点灯するので作ったもののOFF/ONの表示を簡単に表現することができます。
ただ、OFFにするには一度VCCをLOWにする必要があります。
反対にON(点灯状態)にする方法がないので、少し小回りが悪いです。
準備(TTP223)
使うもの
画像 | 名称、型番 | 用途 |
---|---|---|
![]() | TTP223 | タッチセンサモジュール |
![]() | ブレッドボード | 配線します |
![]() | USB電源モジュール | USBケーブルから電源として5Vを取り出します |
![]() | DCDC降圧コンバータ | 電源の5Vを3.3Vに降圧します。 次のステップでマイコンのINPUTで利用します |
– | ジャンパワイヤ数本 | 配線します |
– | LED | タッチ出力を確認します |
– | 保護抵抗 | LEDの保護抵抗(200Ω) 適値は使用するLEDから求めてください |
配線

USBケーブルから電源として5Vを取り出します。
TTP223の入力電圧は2.5~5.5Vなのでこのまま使用してもいいですが、次のステップでマイコンからタッチ状態を読み取るために3.3Vに降圧します。
TTP223のタッチ状態の出力をLEDを点灯させて確認します。
動作
タッチした結果
タッチするとLEDが点灯しました。
タッチしている間は点灯し、離すと消灯しました。

※画像では、I/OのLEDの前段に保護抵抗を接続しています。
配線図ではLEDの後段に保護抵抗が接続されていますが、どちらでも構いません。
I/Oの出力をオシロスコープ(OWON HDS272)で確認しました。
画像左がタッチ直後、画像右がタッチ解放した時です。
立ち上がり時にも、立下り時にもナマリは確認できますが、収束まではおよそ30us程度ですので、人の操作という観点では問題にならないと思います。
(時間軸の分解能は10us/Divです。)
立ちあがり/立下りのどちらでもチャタリングは確認できませんでした。

TTP223のVCCに入力した電圧に対し、I/Oから出力される電圧は少し下がるようです。
VCC入力電圧 | I/O出力電圧 |
---|---|
3.3V | 2.9V |
5.0V | 4.3V |
準備(Capacitive Touch Module(Colorful))
使うもの
画像 | 名称、型番 | 用途 |
---|---|---|
![]() | タッチセンサモジュール カラーLED | タッチセンサモジュール |
![]() | ブレッドボード | 配線します |
![]() | USB電源モジュール | USBケーブルから電源として5Vを取り出します |
![]() | DCDC降圧コンバータ | 電源の5Vを3.3Vに降圧します。 次のステップでマイコンのINPUTで利用します |
– | ジャンパワイヤ数本 | 配線します |
– | LED | タッチ出力を確認します |
– | 保護抵抗 | LEDの保護抵抗(200Ω) 適値は使用するLEDから求めてください |
配線

USBケーブルから電源として5Vを取り出します。
このセンサーモジュールの出力は入力電圧にかかわらず3V強を出力するので、DCDC降圧モジュールは無くてもよいです。
モジュール自体が発光しますが、出力信号を確認するためにLEDを接続します。
動作
タッチした結果
タッチするとLEDが点灯しました。
LEDの点灯はラッチされているので、もう一度タッチすると消灯します。
出力も連動しているので、配線した砲弾のLEDもタッチモジュールの点灯と消灯に連動しました。

このモジュールは入力電圧にかかわらず3V強を出力するようです。
VCC入力電圧 | I/O出力電圧 |
---|---|
3.3V | 3.2V |
5.0V | 3.1V |
動作2(全色光らせてみた)
配線

結果
レインボー発色はこちらの動画のように変化します。
概ね 赤->黄->緑->青->紫のように見えますが、変化の時間は一定間隔ではありません。
一番右がレインボーです。
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