Waveshare製ESP32 S3搭載基板、ESP32-S3-DEV-KITを入手しました。
紹介するもの
ESP32-S3-DEV-KIT
特徴
Waveshare のESP32-S3基板搭載の開発ボードです。
WaveshareのサイトやAli Expressの販売店では技適マークが刻印された基板で販売されていますが、実際に届いたものには技適マークがありませんでした。
ESP32-S3-Pico | |
---|---|
接続 | Type C |
CPU | ESP32-S3 Xtensa 32bit LX7 Dual core 240MHz |
Memory | SRAM 512KB ROM 384KB PSRAM 8MB Flash 16MB |
GPIO | 36 |
ADC | 20 (12bit 0 – 4095, 3.3V) |
DAC | – |
PWM | 27 (8bit 0 – 255, 3.3V) 同時に8本まで |
UART | 3 |
I2C | 2 |
SPI | 2 |
ボタン | BOOT リセット |
そのほか | W2812 (GPIO 38) |
入手 | May/2023 Ali Express 送料込み \1,600 ~ \1,700 |
ピン配置
外観
Waveshare公式の紹介では技適付きの画像のため購入しましたが、実際に届いたものは技適マークがありませんでした。
推測ですが、技適未取得のモジュール在庫があり、後から技適付きモジュールになったと考えれば販売店の在庫先入れ先出しにより、技適未取得品が出荷されたのではと思っています。
Ali Expressで購入していますが、可能であれば販売店に確認してからの購入が安心できると思います。
使ってみて
残念ながら電波が出せないESP32-S3になってしまいました。
USBがTypeCなので安心して挿抜できます。
基板サイズは ESP32-S3 ESPr-Developer S3と同じなので近い感覚で使用できますが、使用できるピン数がESP32-S3-DEV-KITのほうが多いです。
購入タイミングの問題だったのか、いつかもう一度チャレンジしてみようと思います。
準備
ライブラリ
ボードライブラリ
Arduino IDEのボードマネージャからESP32用のライブラリのインストールとボードの選択をします。
ボードマネージャのURL | https://raw.githubusercontent.com/espressif/arduino-esp32/gh-pages/package_esp32_index.json |
検索 | ESP |
ボードライブラリ | esp32 by Espressif Systems バージョン x.x.x※ |
選択するボード | ツール > ボード > esp32 > ESP32S3 Dev Module |
モジュールライブラリ
機能やモジュールを使用しない場合インストールの必要はありません。
機能/モジュール | ライブラリ名 | 検索 | 確認時のバージョン |
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SSD1306 | Adafruit SSD1306 by Adafruit | SSD1306 | 2.5.1 |
ST7735 | Adafruit ST7735 and ST7789 Library by Adafruit | ST7735 | 1.9.3 |
関連 SSD1306 ST7735 | Adafruit GFX Library by Adafruit | GFX | 1.11.3 |
WS2812 | Adafruit NeoPixel by Adafruit | NEOPIXEL | 1.10.5 |
スケッチの書き込み
COM認識しない場合は、BOOTボタンを押しながらリセットボタンを押す、またはBOOTボタンを押しながら電源を投入します。
この基板にはシリアルチップが2つ搭載されているようで、COMが2つ認識されます。
1つは直接CPUに接続されているようで、もう一つはUSB-シリアルとして通信に使用できます。
スケッチの書き込みはどちらを選択しても書き込みができます。
USBシリアルとして使用する場合、COMnnと基板名(何が表示されるかわかりません)が表示されている方を選択します。
書き込みを行うと時々別の番号になるので、書き込みができなかったりしたときは選択されているCOM番号を確認してください。
スケッチや、表示モジュールなどの制御はこちらの記事を参考にしてください。
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