Pico Mini RP2040を使ってみた

コンピュータ、組み込み

RP2040搭載基板 RP2040-Pico-Miniを入手しました。
中型サイズながら多くのGPIOを引き出しています。

紹介するもの

Pico Mini RP2040

特徴

Pico Mini RP2040
接続Type C
フラッシュMemory4, 8, 16MBから購入時に選択
GPIO24(サイドエッジのみ)
29( + 後方エッジ含む)
ロジックレベル3.3V
ADC4
UART2
I2C2
SPI2
ボタンBOOT
リセット
LEDGPIO16(WS2812)
GPIO25(赤)
入手Ali Express
送料込み \750~\1,300前後

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ピン配置

WS2812(GPIO16)とLED(GPIO25)を発光させるとスルーホールのGPIOにも信号が出力されます。

外観

外観が同じでメモリサイズの違うモデルが販売されているので、裏面にメモリサイズがマーキングされています。

Itsy Bitsy RP2040と比べる

ItsyBitsy RP2040と比べてみました。
画像左はPico Mini RP2040 右がItsyBitsy RP2040です。

同サイズの基板でスルーホールは同じ位置にありますが、電源回りを含めて互換はありません。
使用できるGPIOはPico Mini RP2040が多いです。

使ってみて

RP2040搭載基板では中間サイズです。
小さい基板で出せるだけのGPIO引き出しているので、ブレッドボードでの作業も基板が占める面積が小さいのに多くのGPIOを使用することができます。

各ピンにはシルクがありますが、ピンの並びがシンプルなので数えることで作業はできます。
リセットボタンとLED, WS2812が使えるのでユーティリティ面でも十分です。

メモリは4種類のラインナップがある(シルク上は)ようですが、販売は4, 8, 16MBだけ確認しています。
必要なサイズを選択して購入することができます。
Ali Expressでの購入ですが送料込みの価格設定が複雑です。
メモリサイズが大きくなるほど合計金額は上がりますが、比例していないので購入するときは合計金額をよく確認する必要があります。

RP2040-ZeroやRaspberryPi Picoと比べると割高で国内での入手性が悪いですが、使い勝手がいいので国内でも安価で購入できるようになることを期待します。

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